ベートーヴェンと弟子の師弟生活をコメディ・タッチで描いた漫画
『ベートーヴェン4コマ劇場−運命と呼ばないで』(1,000円 + 税 学研パブリッシング)が4月22日に書籍および電子書籍で発売されました。アルバム『運命と呼ばないで-ベートーヴェン4コマ劇場 公式サウンドトラック「ズンドコマーチ頂上決戦」』(1,200円 ダウンロード配信)も同時リリースです。
原作漫画は、クラシック音楽のレコード会社であるナクソス・ジャパンがストーリー作成を手がけ、絵描き兼デザイナーのIKEが画を担当するという異色のタッグで、2012年10月よりナクソス・ジャパンの公式WEBサイト上で連載を開始。Twitter、Facebookなどでの数多くの反響を呼びました。
今回発売された書籍は、WEBで連載された本編に加え、新たな描き下ろしとして、本編のプロローグとなるカラー口絵、番外4コマ漫画ほか、登場キャラクター紹介、コラム、年表、音楽解説などをふんだんに収録。単なるベートーヴェンの伝記漫画にとどまらず、音楽をとりまく人間模様や社会状況を、現代に通じるリアリティとユーモアをもって伝える内容となっています。帯には指揮者・佐渡裕氏からの推薦コメントが掲載されています。
サントラ・アルバムには漫画に登場するベートーヴェンの作品、および登場キャラクター(リース、チェルニー、クレメンティ、フィールド他)にまつわる楽曲を全50曲(約7時間分)収録し、音楽を聴きながら漫画の細部までも、想像をふくらませてたっぷりと楽しむことができる内容となっています。
ナクソス・ジャパンは、これまでもライトノベル風の解説を収録した『交響戦艦ショスタコーヴィチ』シリーズ、思春期の少年がクラシックを紹介するというコンセプトの『ハルサイとか聴いてるヤバい奴はクラスで俺だけ。』などの、オリジナル・ストーリーを主軸としたクラシック音楽商品を展開し、大きな話題を巻き起こしてきました。ナクソス・ジャパンの今後の展開に目が離せません。