現在のクラシック音楽界で最高の評価を受けるピアニストのひとりである
マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)が、アルメニア出身の名手
セルゲイ・ババヤン(Sergei Babayan)との2台ピアノによるアルバム『
プロコフィエフ・フォー・トゥー』(UCCG-1795 2,800円 + 税)を4月11日(水)にリリース。
ババヤンは、モスクワで
ミハイル・プレトニョフ(Mikhail Pletnev)に学び、第1回〈浜松国際ピアノコンクール〉や〈カサドシュ国際ピアノコンクール〉をはじめとする数々のコンクールで優勝を遂げ、現在はアメリカを拠点に活躍するピアニスト。
ダニール・トリフォノフ(Daniil Trifonov )の師としても知られています。
本作は、『ロメオとジュリエット』からの抜粋と、劇音楽、映画音楽、歌劇からのセレクション。ピアノに精通したババヤンが全曲の編曲も手がけており、楽曲のドラマ性がそのまま2台ピアノへと反映されています。なおアルゲリッチは、
プロコフィエフの『シンデレラ』を、ババヤンの師であるプレトニョフの編曲で共演している
アルバムを2004年にリリースしています。