マイケル・ダグラス、
ロバート・デ・ニーロ、
モーガン・フリーマン、
ケヴィン・クラインと、オスカー俳優4名が夢の初共演を果たしたハートフル・コメディ映画『ラスト・ベガス』(5月24日公開)。
――老境に両足を突っ込んだ、58年来の幼なじみ“オールド・ガイズ”ことビリー(マイケル・ダグラス)、パディ(ロバート・デ・ニーロ)、アーチー(モーガン・フリーマン)そして、サム(ケヴィン・クライン)の4人組。それぞれの人生を歩んでいる中、独身を貫いてきたビリーが若い恋人と結婚することになり、挙式を上げるため久しぶりに4人がラスベガスに集結しバカ騒ぎ――。ギャンブルに、恋に、いい歳こいたオヤジたちの大はしゃぎストーリーを描いた『ラスト・ベガス』。そんな、ラスベガスを訪れたオールド・ガイズが宿泊したホテルのバーでナイト・シンガーとして働く、
メアリー・スティーンバージェン演じる“ダイアナ”が
プラターズの大ヒット曲「オンリー・ユー」(ジャズ・カヴァーver.)をしっとりと歌い上げる劇中映像が到着しました。
ダイアナは、アトランタからやってきた税理士。女手一つで育てた娘が成人、家を出たことを機に、残りの人生をどう過ごすか自問自答。そこで若い頃の夢であった“歌うこと”に再び挑戦、トップ・シンガーではないかもしれないけど、歌いたいように歌っている……という女性。到着した劇中映像では、レッドワイン色の胸元が大胆に空いたイヴニング・ドレスを着たダイアナが、名曲「オンリー・ユー」をしっとり歌い上げる中、その歌声に誘われるかのようにオールド・ガイズが参上。61歳とは思えないチャーミングさ、そして美声と大人の色気を感じさせる熱い視線で、彼らを釘づけにします!
女優としてはもちろん、ミュージシャン、起業家、慈善活動家と多才の持ち主であるメアリー・スティーンバージェン。ダイアナという役柄について、「この年になって新しいことを始めるのは変な感じだけれど、私はもともとそういう人。私は音楽ではとても遅咲きなの。人生には第2幕、3幕、4幕、5幕、6幕あってもいいはず。“Yes”と言う勇気さえあれば、何幕だって実現できるもの」と、自身の人生とを重ね合わせたコメントを寄せています。
また本作のメガホンを取ったジョン・タートルトーブ監督は、「キャスティングで一番難しかったのは、ダイアナなんだ。細部まで描き込まれているキャラクターで、ストーリーのなかで様々な役目を果たす」、「4人に対する彼女のリアクションが逆に彼らの人物像を物語る。彼女が彼らから引き出す要素が彼らの真実を語ってくれるわけだ。だから引き出す力のある女優でなければならない。つまりそそのかすことのできる女性。メアリーは相手を受け入れる器のある女性、心の内を吐露したくなるような相手を体現してくれている。角の立つところや、威嚇するようなところもなく、すっと人を受け入れそうな女性。そういう威厳のある存在感を醸し出すことができ、繊細なところを見せて相手の心を開くことができて、かつ2人を相手に三角関係をセクシーに演じることのできる女優でなければならなかった。それに歌も歌わなければならない。“歌えるよ”と主張する女優はたくさんいるけれど、メアリーは本当に歌えるんだ」と、キャスティングの理由をコメント!
本作では、「オンリー・ユー」のほかにも、ジェレミー・スピルマン、ジャレッド・クランプとの共同作曲である自作曲「カップ・オブ・トラブル」や「ユア・ノーバディ・ティル・サムバディ・ラヴズ・ユー」を披露しているメアリー・スティーンバージェン。ぜひ劇場でその歌声を堪能しましょう。
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