〈第153回芥川賞〉を受賞した、お笑いコンビ・
ピースの又吉直樹による
同名小説を全10話の実写ドラマとして描き、「Netflix」のオリジナル作品としてストリーミング配信されることが決定した『火花』。昨年11月から進められてきた撮影がこのほどクランクアップを迎え、追加キャストとして
渡辺 哲、
渡辺大知、
温水洋一、
高橋メアリージュンほか、
今田耕司、
レイザーラモン、
千鳥、
向井 慧(
パンサー)、サルゴリラなど多くの芸人も出演していることが発表されました。
撮影中、本作の主人公である漫才コンビ・スパークスのボケ“徳永太歩”を演じた
林 遣都(写真)、そして徳永が憧れる漫才師“神谷才蔵”役の波岡一喜はそれぞれ、「不安はたくさんあるんですけれど、廣木総監督をはじめとして映画界のトップクラスの方々とご一緒できているのが、とにかく幸せ。何より僕らが自由に、ちゃんと魂を込めてリアルに演じられる環境を作って頂けているのが本当にありがたいことです」(林)、「僕らが余計なことを考えないでいい環境を作ってくれている。監督とどう演じるかを話し合いながら、集中して役作りできています」(波岡) と語るなど、順調な制作模様が伝えられている『火花』。『余命1ヶ月の花嫁』や『甥の一生』、『ストロボ・エッジ』などを手がけてきた廣木隆一が総監督をつとめ、“先輩と後輩”の関係性にある売れないお笑い芸人が夢と現実のギャップに揉まれながら生きるさまを描いています。
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