90年代のパワー・ポップ〜ギター・ポップ・シーンの旗手
マシュー・スウィート(Matthew Sweet)が、91年にリリースした名作『ガールフレンド』に、レア・トラックを多数収録のボーナスCDをセットした20周年記念盤
『ガールフレンド+グッドフレンド』(SICP-20308〜9 税込み3,000円)を本日リリース! Blu-spec、紙ジャケット仕様の完全生産限定盤。
せつないメロディとシンプルかつパワフルな演奏が光る『ガールフレンド』は、その後のパワー・ポップの方向性を決定付けたといっても過言ではない作品。レコーディングには
テレヴィジョンの
リチャード・ロイド(g)や
ヴェルヴェット・クラッシュの
リック・メンク(ds)らが参加したことでも話題になりました。
また、ハリウッド女優、
チューズデイ・ウェルドの60年代のピンナップ写真を使ったジャケットも人気が高く、LP盤が高値で取引されていたこともあり、紙ジャケ化を望む声も多かったそうです。
今回注目のディスク2「グッドフレンド」は、当時プロモーション・オンリーでラジオ局などに配布された音源で、宅録のデモ・トラックやライヴ音源などレア・トラックを13曲収録。
ニール・ヤングの「コルテス・ザ・キラー」、
ジョン・レノンの「アイソレーション(孤独)」などもカヴァーしています。
そんなマシュー・スウィートは、2012年1月6日(金)、7日(土)にビルボード東京で来日公演が決まっています。このライヴでは『ガールフレンド』を再現! 来日メンバーも元ヴェルヴェット・クラッシュのポール・チャスティン(b)、リック・メンク(ds/レコーディング・メンバー)らと豪華ミュージシャンが集結します。
ニルヴァーナや
パール・ジャムら、今年続々とリリースされた“オルタナ20周年盤”のラストを締めくくるパワー・ポップ永遠の一枚。これを聴いて、ぜひ再現ライヴへ足を運んでみては?

(C)Matthew Sweet