1985年にアフリカの飢餓・貧困を救援する目的で
マイケル・ジャクソンや
ライオネル・リッチーら著名アーティストにより立ち上げられたプロジェクト“USAフォー・アフリカ”が、東日本大震災の救援活動への支援として、NGO団体“ジャパン・プラットフォーム・オーガニゼーション”へ1万ドル(約840万円)を寄付したことが明らかになりました。
<USAフォー・アフリカ理事会による声明> 「今日私たちは、かつてない地震が引き起こした悲劇から立ち直り、回復するための長く困難な闘いに立ち向かおうとしている日本の人々のために連帯し、彼らを支援します。
私たちは日本の救援活動を支援するため、“ジャパン・プラットフォーム・オーガニゼーション”に対し、1万ドルを寄付する事を承認しました。我々は、資金をさらに提供できるよう、努めます。今回の寄付には、二つの理由があります。まず、2010年にハイチで起こった大災害の際にもそうしたように、我々の使命は助け合うことにあると強く感じたこと。次に、日本の人たちはここ10年近くの間、ユナイテッド・サポート・オブ・アーティスト・フォー・アフリカの強力な支持者であったこと。ウィ・アー・ザ・ワールドによって日本からもたらされた印税は、一貫してどの国よりも高い金額でした。ですから我々は日本の人々に対し、感謝という債務を感じていました。そして日本の人々が、それを最も必要としているこの時に、ささやかな貢献をしたいと思ったのです。災害で亡くなっ方々には平安を、悲しんでいる人々には癒しを、建て直しと回復という困難な試練に立ち向かう人々には強さと誇りを、そして日本の全ての兄弟、姉妹に愛を祈ります」
1985年に設立された、USAフォー・アフリカは、シングル「We Are The World」の発表を含め、この26年間で緊急援助と発展に対する支援、およびアフリカとアメリカにおける飢餓、貧困、ホームレスと戦う団体の開発プログラムのために1億ドルを超える金額を集めています。