海上自衛隊東京音楽隊と、“海自の歌姫”こと海上自衛隊東京音楽隊の
三宅由佳莉三等海曹が、新作アルバム
『響け!ブラバン・ヒーローズ』(UCCY-1063 3,000円 + 税)を3月30日(水)にリリースします。
2009年に“初の自衛隊の専任歌手”として入隊、2013年にCDデビューと、これまで活躍してきた三宅が今回新たに挑戦したのはアニメ主題歌。テレビアニメや特撮ものの懐かしいヒーローの主題歌を大迫力の吹奏楽新アレンジで聴かせる、これまでの東京音楽隊のアルバムとは一味違う内容の作品です。収録曲は、『仮面ライダー』『ウルトラマン』『デビルマン』『マジンガーZ』『宇宙戦艦ヤマト』『キューティーハニー』など、世代を超えて愛されるスタンダードとさえ言える昭和のアニメ・戦隊もののテーマ楽曲。すべての楽曲がこのアルバムのための新たなオリジナル・アレンジを施されています。
三宅が歌ったのは「GO!GO!トリトン」(海のトリトン)、「キューティーハニー」(キューティーハニー)、「無限に広がる大宇宙」(宇宙戦艦ヤマト)、「薔薇は美しく散る」(ベルサイユのばら)、「残酷な天使のテーゼ」(新世紀エヴァンゲリオン)の計5曲。三宅にとっては、音楽隊のコンサートでよく歌っているスキャットの「無限に広がる大宇宙」以外は初挑戦の楽曲です。
今回のアルバムでの歌唱について、三宅由佳莉は「“ああ、こういう引出しが自分にあったんだ”、というのを自分自身で発見できました。これまでに歌ったことがないような表現方法、声の出し方で歌わせていただきました。レコーディングで歌っているときは、自分自身は声優さんだと思って、そのキャラクターに声を吹き込んでいるようなつもりでやりました。キャラクターに成りきるといいますか。成りきれたかどうかは皆さん聴いて判断していただければと思います(笑)。ビデオでの〈キューティーハニー〉の振りは自分で考えました。楽しくやらせていただきましたが、恥ずかしかったです(笑)」と語っています。
東京音楽隊にとっては、CDジャケットが菊池政治によるイラストでることも新たな挑戦。自身が描かれていることについて、三宅は「すごく嬉しかったです(笑)。こんなに可愛く描いていただいて。しかもマイクを左手で持っていたりとか、ちゃんと私を見て描いてくださっているのがすごく嬉しかったですね。これまでとまた違う世代や、違う興味を持った方でも、このCDをきっかけに海上自衛隊に興味を持っていただけると良いな、と思います」とコメントしています。