開幕した〈第27回東京国際映画祭〉、10月25日(土)にはコンペティション部門での唯一の邦画作品となった『紙の月』の記者会見、公式上映前の舞台挨拶が行なわれ、主演の
宮沢りえ、
池松壮亮、そして
吉田大八監督が登壇しました。
まず記者会見では、「海外メディアにも注目されて興奮しています」(宮沢)、「この映画祭から作品が勢いづけばいいなと思います」(池松)、「コンペティションという言葉の意味はわかっているつもりです。競争ですから、負けたくはありません」(吉田監督)との意気込み。国内外の記者から多くの質問が寄せられるなど、本作への期待値の高さが伺える内容に。
記者会見終了後には、本作の公式上映が行なわれるTOHOシネマズ六本木スクリーン7に移動し、舞台挨拶。薄いピンクのミニ・ドレスという華やかな装いの宮沢をはじめ満席の客席から大きな拍手で迎えられると、一般のお客さんへの初お披露目ということで緊張感も漂わせつつ、3人は和気あいあいとした雰囲気で撮影秘話やお互いの印象などを語りました。
(C)2014「紙の月」製作委員会