アメリカ・メタル界のそうそうたるアーティストたちが集結し結成された話題のアニソン・メタル・カヴァー・バンド、
アニメタルUSA。ヴォーカルにマイク・ヴェッセーラ(元
LOUDNESS、元
Yngwie Malmsteen)、ギターにクリス・インペリテリ(
Impellitteri)、ベースにルディ・サーゾ(元
Ozzy Osbourne、元
Whitesnake、元
Quiet Riot)、ドラムにスコット・トラヴィス(
Judas Priest)というアメリカ・メタル界の豪華面子で構成されるこのバンドが10月15日にさいたまスーパーアリーナにて開催された国内最大級のメタルフェス<LOUD PARK 11>に出演。当日、一番手の出演にも関わらず会場には話題のスーパー・バンドの生演奏を心待ちにしていた1万人のメタルファンが大勢つめかけました。アメリカ国歌をSEにメンバーが登場すると会場は沸き上がり、「愛をとりもどせ!」「ガッチャマンの歌」「ペガサス幻想」「ゆけゆけ飛雄馬」「がんばれドカベン」と続けざまに国民的アニメのテーマソングをメタル・カヴァーで演奏。それぞれのメンバーのキャリアに裏打ちされた超絶テクニックと重低音メタルサウンドに会場はボルテージはマックスに。
そして「マジンガー・メドレー」の演奏が始まり、間奏に入るとキッス風のメイクとLOUD PARK仕様の衣装に身をまとった人気アイドル・ユニット、
ももいろクローバーZがステージにサプライズ乱入。アニメタルUSAとももいろクローバーZのまさかの「Z」共演にメタル・ファンで埋め尽くされた会場はさらに沸き立ちました。ももいろクローバーZは「Z」のシャウトと同時にキャノン砲を観客に向けて発射、颯爽とステージを後にしました。今回の共演は、アニメタルUSAが、YouTubeで、ももいろクローバーZを見て、「“Z”への想いを彼女たちとぜひ共有し、共演してみたい」とオファーしたことがきっかけで実現したのだとか。ももいろクローバーZは共演を受けて「私たちは常に言葉の壁を越えようと努力しているのでその結果が出せてよかったです。私たちはいつ何時誰の挑戦でも受けます! また呼んでください」とコメント。それを受けてアニメタルUSAのヴォーカル、マイク・ヴェッセーラは「本当に楽しかったよ。一緒に共演してくれてありがとう。本当にかわいいね!」と興奮冷めやらぬ様子で語りました。