MBS系などで1月から放映が開始となるTVアニメ『モーレツ宇宙海賊(以下モーパイ)』。第1話のオンエアが2週間後に迫る12月22日、東京・新宿のバルト9にて、前代未聞の1話〜5話一挙先行上映イベントが開催されました!
上映は1話と2話、3話から5話の2回に分かれ、この前後に
佐藤竜雄監督、そしてこの時期ならではのコスチュームに身を包んだ声優の
小松未可子(加藤茉莉香役)、
小見川千明(遠藤マミ役)によるトークショーが実施。
美麗なドレスをまとった小松、小見川のふたりの横に真っ赤な衣裳の男性が……。「街のランナーの佐藤竜雄です」家に赤い服がこれしかなかったという理由で謎の全身赤づくめのランナー姿となった佐藤監督。これには場内がどっと湧くなか、まさかのサプライズ! いままで公表されてこなかったオープニング&エンディング主題歌のアーティストが明らかに! 「週末ヒロイン、ももいろクローバーZ!」佐藤監督の呼び込みで、なんと
ももいろクローバーZが舞台袖から登場!
イアン・バートン×
大槻ケンヂの強力コラボによる「労働讃歌」と、前山田健一の「サンタさん」がカップリングされた
6thシングルが好評ヒット中の5人組人気女性アイドル・ユニット、ももいろクローバーZは、3月7日に7thシングル「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」を発表予定。収録される「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」が『モーパイ』のオープニング主題歌に、そしてカップリングの「LOST CHILD」がエンディング主題歌となるとのこと!
ももクロの
佐々木彩夏は主題歌を担当することについて「佐藤監督からのお願いで、監督がすごくももクロのファンだと聞きました。ご期待に応えられるようがんばります」とコメント。そして本邦初公開となる「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」を使用したPVが流れる!
「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」は、作詞・作曲・編曲を前山田健一が担当。元
メガデスのギタリスト、
マーティ・フリードマンがレコーディングに参加し、宇宙を感じさせるスケール感の曲に仕上がっています。このPVを初めて観たももクロは「イキオイのあるPVだと思いました」(
高城れに)、「途中から宇宙で歌っている感じになりました」(
百田夏菜子)との感想も! また小見川は「新しい感じがしてモーレツ」とコメント!
『モーパイ』は、ある日ふつうの女子高生が突然海賊船の船長になるという物語。ヒロイン加藤茉莉香の立場になったらどうしますかと質問されると、小松が「うーんそうですね、茉莉香と同じで、なってから考えます(笑)」と答えたのに対し、小見川は「求められたら、その場で船長になれるんですよね? 乗ってみます」とノリノリ!
イベントはこのあと1、2話の上映へ。「OP曲とED曲を両方歌わせていただいたということで、作品を盛り上げられるようにがんばりたい」(
玉井詩織)、「このアニメを通してももクロを知ってもらえたら」(
有安杏果)と語りももクロが退場すると、佐藤監督からは、「1話と2話は宇宙に出る以前の茉莉香の人となりがすごくよく出ています。その後明らかになる背景も、なんとなく2話からにじんでくる。海賊になるか迷っている、茉莉香の心の揺らぎをご覧ください」と、1話、2話の見どころが解説。
上映後、詰めかけたファンに司会から「2話のつづきが気になるか」という質問を投げかけると、ほぼ全員が手を挙げ、さらに小見川が「どうでしたか?」と訊ねると万雷の拍手! 小松は劇場で観た感想を「アフレコのときはこういう劇場のような音響で収録しているんですよ。だからそういった環境で観ていただきたいと思っていたのでよかったです」と語りました。
また佐藤監督は「TV用につくっているので、スクリーンで観ると冷や汗が出ますね。たしかに絵はキレイなんですが」と謙遜しつつ、「電子戦がひとつのキーワード」と次のみどころを解説し、3話から5話までの上映後半戦に突入!
すべての上映が終わったあと、ファンへさらなるプレゼント! 三択クイズの正解者によるジャンケン大会の勝者に、サイン入り特製パンフレットと原作本を贈るという企画がスタートしたものの、クイズはほぼ全員が正解したため、客席のほとんどを相手に登壇者3人が順にジャンケン。……佐藤監督が最後に残った7人を全滅させ、プレゼントを贈る相手がいなくなってしまうというハプニングが起きるひと幕も……。佐藤監督は「さすがキャプテンタツオ!」というフォローが入るまで、想定外の事態に固まっていました……。
『モーパイ』はコミケ第1日目の12月29日、東京ビッグサイトの朝日新聞出版社ブースに佐藤竜雄監督と小松未可子が参加、トークセッションを繰り広げる予定。そして年明けには、地上波6局、BS11、AT-Xの全8局で1月7日から順次オンエア! ぜひチェックを。