心地よい音響系ポップのゆらめく魅力で支持を得た、英国のクラブ・ユニット、
モーチーバ(Morcheeba)。2003年に脱退していた初代シンガー、スカイ・エドワーズの復帰第1弾作となるニュー・アルバム『Blood Like Lemonade』(写真)が発売されます。
スカイは1996年のデビュー以後、ユニットの顔として活躍するものの、2003年発表のベスト盤を最後にグループから一時脱退。ソロ・アーティストとして活躍していましたが、今年になりユニットに復帰を果たしています。
新作は通産7作目となるアルバムで、スカイ参加作としては2002年発表の『チャランゴ』以来、約8年ぶりの作品。フランス、ハリウッド、英国サリー州でそれぞれ暮らす3人の間で、データのやり取りをメインに制作が進められたようで、温かい毛布に包みこまれるような優しさはベテランならではの仕上がり。ユニットの中心人物であるポール・ゴッドフリーは本作について“『ビッグ・カーム』(1998年)後に作るべきであった作品”とコメントしています。アルバムは全10曲入り。発売は
英国盤が6月7日に、
米国盤が6月8日にそれぞれ予定されています。
ユニットのMySpaceページ(http://www.myspace.com/morcheeba)では新曲試聴もスタートしていますので、久々となるスカイ参加作が気になるアナタなら訪れてみては?
●『Blood Like Lemonade』
[収録曲]
1. Crimson
2. Even Though
3. Blood Like Lemonade
4. Mandala
5. I Am The Spring
6. Recipe For Disaster
7. Easier Said Than Done
8. Cut To The Bass
9. Self Made Man
10. Beat Of The Drum