長渕 剛が、CDシングル「TRY AGAIN for JAPAN」を9月7日(水)にリリースすることが決定! カップリングには、7月13日に放送されたNHK総合『SONGS』で新たな歌詞とアレンジで演奏された「お家へかえろう 2011」を収録しています。
「お家へかえろう 2011」のオリジナル音源は、1990年にリリースされたアルバム『JEEP』に収録。同年に東西ドイツ統一後のベルリンからの生中継でNHK紅白歌合戦に初出場した際に歌う計画もありましたが、「国会議事堂に しょんべんひっかけて」という歌詞のくだりが(当時)問題になり、ほかの曲を歌ったというエピソードが知られる“曰くつき”の楽曲。ですが『SONGS』では、演出打合せの際に長渕からの「今、敢えてこの曲を歌いたい」という申し出をNHK制作陣が快諾、番組内で歌うことが実現したとのこと。
またこの際、歌詞にも手が加えられ、東日本大震災以後の日本を封じ込めるかのような、以下のくだりが歌われました。
ところで東京永田町はいつもの顔ぶれで
まとまりのねえケジメのねえ風が吹いている
ぶれまくる日の丸と星条旗が仲良く揺れている
俺は憂鬱なまんま黒い雨にさらされてる(「お家へかえろう 2011」)
番組終了後「お家へかえろう 2011」はファンのみならず大きな話題を呼び、Twitterのタイムライン上には、「まさかあの曲を歌うなんて!?」「今だからこそ必要な曲を歌ってくれた!」「ぜひ政治家の人たちに聞いていただきたい」などの書き込みが溢れることに。そして同様の反応は、長渕が4月から取り組んでいるラジオ番組・東日本大震災復興支援番組『長渕剛 RUN FOR TOMORROW〜明日へ向かって〜』にもメールとして多数届けられ、当初1曲入りCDシングルとしてリリースが準備されていた「TRY AGAIN for JAPAN」に収録されることが決定!
なお、本作のCDおよび配信で得る全ての収益は、東日本大震災で被災された子供たちへの義援金として寄付されます。