10月2日(土)、
中川翔子の初主演ドラマ『恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない』が公開初日を迎え、東京・新宿のバルト9にて初日舞台挨拶が行なわれました。
このドラマは、ケータイ音楽ドラマ「DOR@MO(ドラモ)」。人気アーティストの楽曲をドラマ化し、モバイルやPCに配信するほか、劇場上映なども行う、ソニーミュージックの企画・製作による映像作品。2008年12月にスタートし、現在までに、
加藤ミリヤ、
JUJU、
清水翔太、
ゴスペラーズ、
スキマスイッチなど第一線で活躍中のアーティストの楽曲をベースにした9作品が制作、配信されており、「DOR@MO」として10作目となる『恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない』は、初のアーティスト主演の作品に。
舞台挨拶に登場した中川翔子(野田泉役)は、「こんなにたくさんの皆さんにスクリーンで観ていただいて、本当に、本当にありがとうございます! いつもは“ギザ”とか“トゥットゥルー”とか言いながら登場するんですが、今日は初めての主演作品の舞台挨拶ということで、泉さんモードです。出てくる前も静かで緊張しました。昨日もよく眠れませんでした」と挨拶。
キスシーンについて聞かれると、照れからパネルの後ろに隠れてしまう中川翔子。「泉さんモードで撮影に臨めたのですが、普段は現場に来ないスタッフが見に来たりして緊張しました。チーフマネージャーも、キスシーンの撮影で、初めて現場に来たんですよ! 緊張しているところを写メを撮られました。また、血が出るくらい歯を磨いたし、フリスクも1箱全部食べてしまいました。私の人生の中でも大スペクタクルロマンでした!」と語っています。
舞台挨拶終了後には、新宿バルト9のチケットカウンター上のステージにて、ドラマ主題歌「千の言葉と二人の秘密」のライヴを行い、詰め掛けたファンの声援を受け、会場は大盛り上がり!
なお、このドラマは10月2日(土)より、新宿バルト9ほか2週間限定ロードショー。10月6日には3枚目のアルバム『Cosmic Inflation』をリリースする中川翔子、どちらも注目を!
【舞台挨拶コメント】
――今回は初主演でしたが、いかがでしたか?
中川 「監督とお会いして1週間後に撮影開始で、しかも主題歌も歌うということで“ギョッ”となりました。撮影中は初めてブログも書けなくなってしまいましたし、緊張からか4キロも痩せてしまいました。でも、人生の中でも大きくて新しいチャレンジになりました」
――セリフは覚えられましたか?
中川 「歌詞は入ってくるけど、セリフは覚え方が解らないので、中学3年生以来で受験用のチェックシートを買って覚えました。でも台本が真っ赤になり過ぎて、共演の金子さやかさんや鈴木裕樹さんからは爆笑されました(会場笑)。でも、セリフを“覚えて”言うのから、“言いたい”から言う、という風に初めて感じました。自然に泉さんに近づけたと思います。初めての体験でした」
――印象に残っているシーンはありますか?
中川 「ネルにデンプシーロールを決めるシーンは、監督と“お客さんが笑ってくれるといいね”と言いながら撮影したのですが、試写会の時に、誰も笑っていなくて“大丈夫かな?”と思ってしまいました(笑)。ジャック・デンプシーの動画を見て予習しようとしたら、白黒の動画だったので、どっちがデンプシーかわかりませんでした(笑)。結局あのシーンは20回くらい撮影したので、1番大変でした」
――篠原監督はいかがでしたか?
中川 「怖かったらどうしようと思っていたんですけど、優しかったです。感情を高めなければいけないシーンの撮影でも、ゆっくりでいいんだよ、と、言葉は少ないけれど的確な指示をしてくれました」
――最後に一言お願いします。
中川 「この作品で色々と初めての経験をさせていただいて、どんな瞬間、どんな言葉にも意味があって、未来を作っていくのは、結局自分なんだと気づくようなキーワードを
たくさんいただきました。人生も恋も、一歩踏み出そうという勇気が持てる素敵な経験をさせていただきました。皆さんも恋や人生に臆病になった時、この作品のキーワードを思い返してもらうと勇気が出ると思います。大きなスクリーンで、綺麗な画で、そして素晴らしい音でこの作品を見ていただけて本当に感激です。ありがとうございました」
※10月2日(土)より、新宿バルト9ほか2週間限定ロードショー!
『恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない』
●主演:中川翔子
●出演:鈴木裕樹、金子さやか、遠藤要
●監督:篠原哲雄
●脚本:正岡謙一郎
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