角川映画初の3D映画『劇場版テンペスト3D』がついに公開! 1月28日(土)には、主演をつとめた
仲間由紀恵をはじめ、
谷原章介、
塚本高史、
高岡早紀、
GACKTら豪華出演陣が登壇し、初日舞台挨拶を行ないました。
出演陣が舞台上に姿を見せると、満席の会場からは割れんばかりの拍手! 登壇者が自身の役づくりや撮影時のエピソードを披露すると、客席から笑い声がもれる場面もあり、会場は熱気に包まれました。また、本作のキーポイントになる“龍”にちなみ、登壇者がそれぞれ、2012年“辰”年の決意を色紙にしたため、発表。
さらに、本年の頭に映画スタッフがヒットを祈願し目を入れた“辰だるま”が登場! 最後に登壇者を代表して仲間より「天に昇る“龍”のように、大ヒットしてほしいです」と熱いメッセージが送られました。
<『劇場版テンペスト3D』舞台挨拶より>
──一言ずつご挨拶をお願いいたします。
仲間 「初日を迎えてうれしいですが、手放すような感じで少し寂しいですね。胸がいっぱいです」
谷原 「先日、沖縄舞台あいさつに行ってきましたが、熱気がすごかったですが、今日も負けないぐらいすごいですね」
塚本 「僕は3Dでまだ観ていないので、今日のお客さんは僕より大人ですね(笑)! ぜひもう一度来てください!」
高岡 「私は3Dで観ましたよ。龍が飛び出てきて、すごかったです」
GACKT 「みんなの徐丁垓です(笑)。素敵な仲間とこの作品に携われたこと、自分の故郷に貢献できたこと、みんなに沖縄の歴史に触れてもらう機会ができたことがとてもうれしい」
──なかなか難しい役どころでしたね。外国語もたくさん話されるんですよね。
仲間 「英語とフランス語、ドイツ語、中国語ですね。みんなの徐さまと対決もさせていただきました。真鶴は琉球を愛する強い信念を持っていて、私にとっても憧れの存在です。寧温はどんなことも乗り越えられる強さが好きです」
──殺陣のシーンなど、あの時代で独特なものがあったと思いますが、どうでしたか?
谷原 「示現流です。みんなの徐さまと戦ったシーンは、大変でした。前日に雨が降っていてぬかるんでいたのと、木の根っこがでこぼこしてて、結構危ないシーンでした」
──撮影の現場はいかがでしたか。
塚本 「本番5分前までしゃべっているぐらい仲良かったです」
谷原 「寧温が男の格好で、おかまっぽい話し方をしたりしてね(笑)」
──高岡さんの聞得大君、そしてGACKTさんの徐丁垓。お二人のインパクトはものすごかったですが、どのような役作りをされたのでしょうか?
高岡 「本当に個性的な役柄でした。由紀恵ちゃんが“もっといじめてください”って言ってくるの。でもそんな感じじゃないとやってられないぐらい厳しいシーンが多かったから」
GACKT 「徐さまの特徴の長い舌で口を閉じられなくて、よだれがたれっぱなしで、この映像が使えないんじゃないかと心配したぐらい。やりすぎたかなと思ったけど、みんなの徐さまがやれてよかった」
──仲間さん、高岡さんが浅倉、朝薫、徐丁垓で、実際に付き合うとしたら誰がタイプですか?
仲間 「厳しいですね。悪いほうから言うと……(GACKTを見ながら)」
GACKT 「この質問、ダメだよね。僕を抜いてくれない(笑)?」
高岡 「私はもちろん徐さまです!」
──さて、今年は辰年です。2012年辰年の決意を発表していただきたいと思います。
GACKT 「辰年にかけて、“天翔る龍の如く”」
塚本 「“家族愛”。ぜんぜん辰年にかけてなくてすみません!」
仲間 「“絆”。この作品の中でも、琉球と清国と薩摩と、その時代の人々の絆がつながって、今の沖縄があると考えると、“絆”を大事にしたいと思いました」
谷原 「昨年は震災などいろいろあったので、天翔る龍を見ながら“上を向いて歩こう”」
高岡 「天翔る龍を見ながら上を向いて、“華麗 奔放”に、です!」
(C)2011「劇場版テンペスト3D」製作委員会