年明けから
ショパン・イヤーの注目盤が続々登場する中、日本を代表する女流ピアニストの一人である
仲道郁代のニュー・アルバム
『ショパニズム』(SICC-1326 税込2,940円)が2月3日にリリースされます。
2003年から2006年にかけての『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集』を経て、16年ぶりに録音された待望のオール・ショパン・アルバムです!
仲道郁代はキャリアの最初期からショパンを繰り返し取り上げ、ピアノ協奏曲2曲を含むソロ・アルバム7枚分を録音してきました。ここ数年はNHKのドキュメンタリー『ピアノの詩人ショパンのミステリー』『名曲探偵アマデウス』への出演や、『仲道郁代 ショパン鍵盤のミステリー』というレクチャー・コンサート・シリーズの全国展開などを行ない、“ショパン弾き”としてのイメージを強く浸透させています。
今回は、これまで敢えて録音を避けてきたエチュード6曲(「革命」「別れの曲」の2大有名曲を含む)とマズルカ1曲に加え、最近彼女が心酔し、ショパンの最高傑作と位置づける「幻想ポロネーズ」を中心に構成。
バラード第1番と第3番の20年ぶりの再録音も含め、ショパンの生涯やポーランドの文化を探り、音楽以外の複眼的視点から作品を捉えなおしてきた充実ぶりが刻印されています。