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仲道郁代、ピアノ・フェスティヴァル&新リサイタル・シリーズの開催を発表

仲道郁代   2018/01/25 13:31掲載
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仲道郁代、ピアノ・フェスティヴァル&新リサイタル・シリーズの開催を発表
 2017年にデビュー30周年を迎え、記念公演やCDのリリースなど多くの話題を呼んだピアニストの仲道郁代が、2018年1月24日(水)に都内で記者会見を開き、自身のプロデュースによる3月開催のピアノ・フェスティヴァルや、4月に東京・赤坂 サントリーホールからスタートする新たな10年に向けた2つのリサイタル・シリーズなど2018年以降の計画について語りました。

 3月16日(金)に東京・池袋 東京芸術劇場で開催される〈仲道郁代 ピアノ・フェスティヴァル〉は、「大好きなピアノをさまざまな形で知っていただきたい」という仲道の思いに応じ、上原彩子小川典子金子三勇士清水和音萩原麻未と仲道の計6名のピアニストが結集して行なう公演。2台ピアノや5台ピアノによる迫力の演奏に加え、出演者による公開マスタークラスや、6人のピアニストによるトークなど、ピアノの魅力が詰まった内容が予定されています。

 これからの10年に向けたリサイタル・シリーズのひとつは、ベートーヴェンのソナタを核としながら、他の作曲家による関連作品を組み合わせるもの。4月30日(月・祝)東京・赤坂 サントリーホールにおける〈パッションと理性〉と銘打たれた公演を皮切りに、以降も毎春に開催。2019年の〈悲哀の力〉、2020年の〈音楽における十字架〉などを経て、2027年に「ハンマークラヴィーア」とショパンのピアノ・ソナタ第2番「葬送」から成る〈生と死の揺らぎ〉にて完結する内容です。仲道は「20年前から取り組んでいるベートーヴェンの世界のなかには、生きることの哲学が表現されています。哲学的な世界と音楽のもたらす我を忘れるかのような境地、それがマッチした時に私の目指す世界があるのだと思います」と抱負を述べています。

 様々な作曲家による研ぎ澄まされたピアノの響きにフォーカスするもうひとつのリサイタル・シリーズは、2018年より毎秋、10年に亘って東京・上野 東京文化会館小ホールで開催予定。同ホールならではの親密な響きの空間を活かし、細やかで内面的な作品が取り上げられます。初回は〈ショパン〜プレイエルの響き〜〉と題され、ピリオド楽器による公演が予定されています。

5台ピアノの響演。名手たちの60指、乱舞!
仲道郁代 ピアノ・フェスティヴァル

www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=616

2018年3月16日(金)
東京 池袋 東京芸術劇場 コンサートホール
開演 19:00

[出演]
仲道郁代 / 上原彩子 / 小川典子 / 金子三勇士 / 清水和音、 / 萩原麻未(p)


ユニオン ツール クラシック プログラム
ベートーヴェンと極めるピアノ道 vol.1
仲道郁代ピアノ・リサイタル

www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=634

2018年4月30日(月・祝)
サントリーホール
開演 14:00

[出演]
仲道郁代(p)

[曲目]
“パッションと理性”
モーツァルト: ピアノ・ソナタ K.310
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第23番「熱情」 op.57
ブラームス: ピアノ・ソナタ第3番op.5
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