劇場公開やWeb配信など、複合メディアで展開される「1000taku」(
1000taku.jp)プロジェクトに含まれる作品のひとつであり、実際に起きたイギリス人女性殺害事件の犯人、市橋達也による手記をもとにした映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』(11月6日[水]よりネット配信開始、11月9日[土]全国109シネマズ、新宿ミラノで劇場ロードショー / 109シネマズ港北を除く)。この度、ディーン・フジオカ演じる“市橋達也”の姿が初めて写し出されたポスター・ビジュアルが公開されました。
市橋達也の逃亡の軌跡を辿った、圧倒的なリアリティとサスペンスがみなぎる実録ドラマとなった『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』。アカデミー外国語映画賞に輝いた『おくりびと』や『闇の子供たち』を世に送り出したプロデューサー、
中沢敏明がこのプロジェクトのメガホンを託したのは、台湾で活躍する日本人俳優、ディーン・フジオカ。日本人でありながら、日本を俯瞰的に見る独特の感性、考え方を持つ彼は今回、監督・俳優の両役をつとめています。
<ディーン・フジオカからのコメント>「この事件を犯人と同世代の切り口で、日本国外からの視点で描いて欲しい」エグゼクティブ・プロデューサーのそんな言葉から、日本デビュー作で初の監督業にも挑戦することになった。
人は日々壁にぶつかり、乗り越える努力をし、結果がどうであれ教訓を学ぶ、それが人生。
市橋は自分の犯した罪から逃げ、名前を変え、顔も変えて逃げ続けた殺人逃亡犯。もしかしたら殺人事件のもっと前から、社会や自分自身と向き合う事から逃げてきたのかも知れない。壁から逃げ続けた結果、今の彼は檻の中にいる。四方を壁に囲まれて。出演オファーを受けこの事件を知った当初にふと考えた“What if……”
それは「どこかで壁から逃げていたら、もしかしたら自分も市橋のようになっていたのかも知れない」という仮説。誰でも犯しかねない過ちを決して犯さない為にも、その恐さを描きたかった。