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市橋達也の手記をもとにした映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』公開決定

中沢敏明   2013/09/19 14:55掲載
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市橋達也の手記をもとにした映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』公開決定
 劇場公開やWeb配信など、複合メディアで展開される「1000taku」(1000taku.jp)プロジェクトに含まれる作品のひとつであり、実際に起きたイギリス人女性殺害事件の犯人、市橋達也による手記をもとにした映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』(11月6日[水]よりネット配信開始、11月9日[土]全国109シネマズ、新宿ミラノで劇場ロードショー / 109シネマズ港北を除く)。この度、ディーン・フジオカ演じる“市橋達也”の姿が初めて写し出されたポスター・ビジュアルが公開されました。

 市橋達也の逃亡の軌跡を辿った、圧倒的なリアリティとサスペンスがみなぎる実録ドラマとなった『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』。アカデミー外国語映画賞に輝いた『おくりびと』や『闇の子供たち』を世に送り出したプロデューサー、中沢敏明がこのプロジェクトのメガホンを託したのは、台湾で活躍する日本人俳優、ディーン・フジオカ。日本人でありながら、日本を俯瞰的に見る独特の感性、考え方を持つ彼は今回、監督・俳優の両役をつとめています。

<ディーン・フジオカからのコメント>
「この事件を犯人と同世代の切り口で、日本国外からの視点で描いて欲しい」エグゼクティブ・プロデューサーのそんな言葉から、日本デビュー作で初の監督業にも挑戦することになった。
人は日々壁にぶつかり、乗り越える努力をし、結果がどうであれ教訓を学ぶ、それが人生。
市橋は自分の犯した罪から逃げ、名前を変え、顔も変えて逃げ続けた殺人逃亡犯。もしかしたら殺人事件のもっと前から、社会や自分自身と向き合う事から逃げてきたのかも知れない。壁から逃げ続けた結果、今の彼は檻の中にいる。四方を壁に囲まれて。出演オファーを受けこの事件を知った当初にふと考えた“What if……”
それは「どこかで壁から逃げていたら、もしかしたら自分も市橋のようになっていたのかも知れない」という仮説。誰でも犯しかねない過ちを決して犯さない為にも、その恐さを描きたかった。

11月6日(水)よりネット配信開始
※11月9日(土)全国109シネマズ、新宿ミラノで劇場ロードショー(109シネマズ港北を除く)
『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』

PG12

僕は、「市橋達也です」と答え、逮捕された――。
日本中を震撼させた市橋達也の逃亡劇を描く衝撃のフィクション・ドキュメンタリー誕生。

2007年3月26日。千葉県市川市のマンションから、ひとりの若い男が捜査員の追跡を振りきって逃走した。部屋のベランダに置かれたバスタブからは、行方不明になっていたイギリス人女性英会話講師の変死体が発見される。これが日本を震撼させた殺人犯・市橋達也の、2年7ヶ月に及ぶ逃亡生活の始まりだった。青森、四国、沖縄、名古屋、大阪、福岡――。行く先々で名前を変え、顔を変え、自らが犯した許され難い罪から逃げ続けた2年7ヵ月。謎に包まれていた空白の逃亡期間の真実が、映像で解き明かされる……。

監督・主演・主題歌:ディーン・フジオカ
エンディング・テーマ:「My Dimension」DEAN FUJIOKA
原作:「逮捕されるまで〜空白の2年7ヶ月の記録〜」市橋達也(幻冬舎文庫刊)
配給:セディックインターナショナル 電通
配給協力:マンハッタンピープル

(C)2013「I am ICHIHASHI 逮捕されるまで」製作委員会
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