2004年に引退を宣言。2008年に惜しまれつつ引退したギリシャを代表する女性シンガー、
ナナ・ムスクーリ(Nana Mouskouri)が、フェアウェル・ツアー中の2007年にイギリスのロイヤル・アルバート・ホールで行なったコンサートを収録するDVD『Live At The Royal Albert Hall』(輸入盤)が12月3日に発売されます。
1934年にギリシャのクレタ島で生まれた彼女は、ギリシャ語はもちろん、フランス語、英語、スペイン語から日本語まで、さまざまな言語でポップスから民謡まで歌い、ギリシャを代表するシンガーとして世界中で愛されてきました。音楽活動以外にも、国連の親善大使を務め、94年から99年までは欧州議会のギリシャの代表として活躍。2004年に引退を宣言した際には、当時70歳だった彼女の元に公演の申し込みが殺到し、フェアウェル・ツアーは2005年から2008年まで4年にわたって行われました。このDVDでは、「アメイジング・グレイス」「オー・ソレ・ミオ」「シボネイ」「アイル・リメンバー・ユー」(ボブ・ディランのカヴァー)「明日にかける橋」(サイモン&ガーファンクルのカヴァー)など、キャリア全般からの代表曲、全38曲を披露しています。Blu-rayもあり。
また、これまでに発表してきた音源からデュエット曲ばかりを本人の監修でまとめたアルバム『Rendez-Vous』も同時発売されます。