2007/09/07掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
キング・クリムゾンの関連作品が、10月24日にまとめてリリースとなります。まずは、『ザ・コレクターズ・キング・クリムゾン』の年代別ボックス化第6弾と第7弾。
『COLLECTORS' KING CRIMSON (BOX 6) ProjeKct』は、90年代にメンバーをいくつかの編成に分けて活動した“ProjeKct”による音源をCD7枚に収録。そのうちの2枚は日本初CD化になります。そして、
『COLLECTORS' KING CRIMSON (BOX 7) - Sessions & Rehearsals』は、83年・94年・97年のセッション音源をCD3枚に収めたものです。
続いては、92年に発売され、現在では絶版となっているボックス・セット『ザ・グレート・ディシーヴァー』の新装版。今回は
『〜パート1』(写真)と
『〜パート2』に分け、新たなジャケットでの発売です。アートワークを手掛けたのは、近年のクリムゾンの作品ではお馴染みのP.J.クルック。また、日本盤のみ紙ジャケットでのリリースになります。さらに、音源のマスターは以前と同一ながら、テクノロジーの向上によって音質は確実に良くなっているとのことです。
そして最後は、
ロバート・フリップと
ブライアン・イーノによるフリップ&イーノの未発表曲集。
『アンリリースド・ワークス・オブ・スタートリング・ジニアス』と題された今作は2枚組になっており、Disc 1は全13曲のうち12曲を切れ目なく繋げた作品と、独立した楽曲1曲で構成。そしてDisc 2は、その13曲をすべて独立して収録しています。なお、この2枚組仕様は完全限定盤。通常盤に切り替わった後はDisc 1のみの仕様になります。ちなみに、フリップ&イーノの諸作品は、リマスターとエクスパンド仕様としての再発が進行中。こちらは2008年中に登場する予定です。