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伝説のグラインド/デス・メタル・バンド、カーカスが再結成

カーカス   2007/10/10掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 英国のグラインド・コア/デス・メタル・バンドのカーカスが再結成を発表、2008年夏のドイツはWacken Open Air Festivalに出演することになりました。その編成は、ジェフ・ウォーカー(b、vo)、マイケル・アモット(g/現アーク・エネミースピリチュアル・ベガーズ)、ビル・スティア(g/現ファイアバード)、そしてダニエル・アーランドソン(ds/アーク・エネミー)。なお、健康上の理由からフル・セットの演奏は難しいとされているオリジナル・ドラマーのケン・オーウェンも、ステージに登場して数曲をプレイする模様です。

 カーカスは1988年にデビュー。当初はおどろおどろしいグラインド・コアを演奏していたものの、徐々にメロディの導入を図り、93年の『ハートワーク』(写真)でその試みが結実。メロディック・デス・メタルの元祖ともいうべきこの作品において、一般のヘヴィ・メタル・ファンにも人気が拡大しました。しかし、相次ぐメンバー・チェンジによって95年に解散。その後のシーンに与えた影響は非常に大きく、現在では伝説の存在とされています。

 2008年は、1stアルバム『腐乱死臭』のリリースから20年という節目の年。Wacken以降の活動に関しては不明ですが、日本でもいまだに熱烈なファンが多いバンドだけに、来日公演の実現にも期待したいところです。今後の情報にも注目しましょう。
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