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ノイ!のクラウス・ディンガーが死去

2008/04/03 15:05掲載
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 元クラフトワークノイ!ラ・デュッセルドルフ〜ラ!ノイ?のドラマー、クラウス・ディンガー(Klaus Dinger)が3月21日、心不全のため亡くなっていたことが明らかになりました。享年61。3月24日が誕生日のクラウスは62歳の誕生日を迎えることなくこの世を去りました。

 クラウス・ディンガーは1970年、クラフトワークの1stアルバム『Kraftwerk』でドラムを叩いた後、後に30年近くも付き合うこととなる盟友ミヒャエル・ローター(Michael Rother)と共にノイ!を結成。1972年の1stアルバム『ノイ!』でプロデューサーの故コニー・プランク(Conny Plank)と共に作りあげた独特のドラム・サウンドはかのブライアン・イーノも“70年代3大ビート”に数えるほど、ジャンルを問わず世界的影響を及ぼします。その後もポップ度の増したラ・デュッセルドルフでヒットを飛ばし、ラ!ノイ?としても近年まで活動していました。

 歴史を変えた偉大なミュージシャン、クラウス・ディンガー。残念としか言いようのない訃報です。ご冥福をお祈り致します。
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