路上ミュージシャン時代に培ったパーカッシヴなギター奏法で、92年に衝撃的な登場を果たした、ナイジェリア生まれのシンガー・ソングライター、
キザイア・ジョーンズ。新たにレーベルを移籍して放つニュー・アルバム
『Nigerian Wood』(写真)が、いよいよリリースされます!
キザイアは、掻き鳴らされるアコースティック・サウンドを基調とした表現力豊かな生々しいサウンドが特徴。その音楽性を自ら、ブルースとファンクを合体させた“ブルーファンク”なる造語で表したことでも知られています。
2004年にデビュー以来所属していたヴァージン・フランス傘下のデラベル・レーベルとの契約を解消し、2008年にフランスのビコーズ・ミュージックへと移籍。新作はその移籍第1弾作で、オリジナル・アルバムとしては
『ブラック・オルフェウス』(2003年)以来、約5年ぶりのリリースとなります。
新作はプロデューサーに、
カニエ・ウェストや
エリカ・バドゥを手掛けたカリーム・リギンズを起用し、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンにてレコーディング。リリースはヨーロッパ盤が9月1日予定で、1CDの通常盤と、10曲の未発売トラックを収めたボーナスCD付き限定仕様(デジパック仕様)が同時発売されます。なお、UK盤およびUS盤は2009年発売予定。また現時点での日本盤リリースは予定されていないようです。
キザイアのMySpaceページではアルバムからの先行シングル「My Kinda Girl」の試聴も開始されていますので、久々の新作に心弾むアナタなら訪れてみては?