ナイトウィッシュ 2005/10/24掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
1997年に
『エンジェルズ・フォール・ファースト』(写真)でデビュー、欧州では絶大な人気を誇るフィンランドのメロディック・ヘヴィ・メタル・バンド、
ナイトウィッシュが、看板シンガーであるターヤ・トゥルネンを事実上解雇しました。
これは10月22日、バンドの公式HP上でツォーマス・ホロパイネン(key)がターヤに宛てた“Open Letter”という形で公表したもの。それによると、バンドとターヤはこの1年まともに会話を交わしたことがなく、彼女のバンドに対する熱意が薄れていることに業を煮やした、ということのようです。2週間以上のツアーはやりたくないと発言した、ソロ・コンサートのリハーサルや友人と映画に行くという理由でライヴをキャンセルしたがった、といった内容も記されているショッキングな内容となっています。ツォーマスはこの手紙を
『ワンス』(2004年)に伴うツアー最終日に当たる10月21日、ヘルシンキでのライヴ終了後にターヤに渡したとのこと。
以前からターヤはソロになりたがっている、というウワサは根強いものがありましたが、このような形になるとはファンも驚きでしょう。米国での注目も高まりつつあっただけに残念ですが、バンドは新しい女性シンガーを加えて活動を継続するとのことです。なお、10月21日のショウは収録されており、“深い意味を持つ”という『End Of An Era』というタイトルでCD及びDVDとしてリリースされる予定です。