2005/11/09掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ピンク・フロイドのメンバーとして再びステージに上がった“ライヴ・エイト”での奇跡も記憶に新しい、
ロジャー・ウォーターズ。その彼が約17年にも及ぶ構想の末に完成させたオペラ・アルバム『サ・イラ〜希望あれ(原題:Ca Ira)』(写真)がついに日本でも発売されます!
本作は、ロジャー・ウォーターズがソロ活動のかたわらずっと温めてきた壮大なプロジェクトの作品で、その元となったのは、作家であり叙情詩人でもあるエティエンヌ・ロダ=ジルとその夫人が執筆したフランス革命を題材にしたオペラの原稿。すでに
US盤が今年9月に発売されていましたが、いよいよ
日本盤(SICP-10015〜7 \6,300(税込))も12月21日に発売される予定です。海外盤同様、日本盤もSA-CDハイブリッド(2枚組)と制作の舞台裏などを収めたドキュメンタリーDVDとのセットで、3ヵ月間の期間限定作品として発売される予定。常に自由・開放・精神を歌い続けてきたロジャー・ウォーターズはフランス革命に一体何を見たのか? その答えはご自身でご確認ください!
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『サ・イラ〜希望あれ』≪ディスク1≫
01 ギャザリング・ストーム
02 序曲
【第1幕】
03 第1場:1765年、ウィーンの庭園
04「アントワン嬢、アントワン嬢…」
05 第2場:王と棒と鳥
06「正直な鳥、どこにでもいる普通の鳥…」
07「私は国王になりたい…」
08「盾という盾を…」
09 第3場:民衆の不平不満
10 第4場:無秩序状態のフランス
11「笑うとはどのように生きるかを知ること…」
12「近くにいる奴隷承認や地主や偏見を持った人々」
13 第5場:バスティーユの陥落
14「真夜中に凍え…」
15「土砂降りの雨が街通りを濡らす…」
【第2幕】
16 第1場:踊りと行進
17「ここで発表をいたす!…」
18「ワインで顔を赤くした…」
19 第2場:手紙
20「スペインにいる親愛なる我が従兄弟のブルボン」
21「国家という船は航海に出ている…」
22 第3場:銀と砂糖とインディゴ
23「変化の風が…」
24 第4場:法王の布告
25「パリでは地下で轟音がしている…」
≪ディスク2≫
【第3幕】
01 第1場:逃亡する国王
02「だがブイエ侯爵には奥の手があった…」
03「帽子を脱ぐというのは…」
04「一斉射撃のこだまは一向に消えない…」
05 第2場:パリ・コミューン
06「パリ・コミューン万博…」
07「国民議会は混乱している…」
08 第3場:ルイ・カペの処刑
09「さようならルイ、もうこれであなたはおしまい」
10 第4場:マリー・アントワネット-この世での最後の夜
11「さようなら、私の優しい妹よ…」
12 第5場:自由
13「大虐殺を生き延びた茂みの中で…」
≪DVD≫
メイキング・オブ「サ・イラ」