トラピーズやホワイトスネイクで知られるギタリスト、メル・ギャレーの実兄であるトム・ギャレーが企画、英国ハード・ロック・シーンを中心に実力派ミュージシャンが揃ったプロジェクト、“フェノメナ”が新作をリリースすることになりました。

　このプロジェクトは85年に『フェノメナ』（写真）を発表。グレン・ヒューズやコージー・パウエル、ニール・マーレイといった豪華なメンツが参加し、いかにも英国的な湿り気を帯びたサウンドでも話題となりました。その後、ジョン・ウェットンや山本恭司（BOW WOW）、故レイ・ギランなどが参加した『2〜ドリーム・ランナー』を88年に、ブライアン・メイなど参加の『3〜インナーヴィジョン』を93年にリリースしています。

　今回、約13年振りに登場する4作目は『Psycho Fantasy』というタイトル。もちろん中心はトム・ギャレーで、グレン・ヒューズ、トニー・マーティン（元ブラック・サバス）、キース・マレル（元ママズ・ボーイズ）のシンガー陣に加え、メル・ギャレーやJJマーシュ（グレン・ヒューズ・バンド）がギターをプレイしています。現在、この『Psycho Fantasy』のHPが設置されており、試聴が可能。興味のある方はぜひチェックを。発売は欧州で、Escape Musicより2006年2月10日を予定しています。