金剛地武志 2005/12/02掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
目には見えないギターを心の中で大音量で鳴らしていた“エア・ギター”界に衝撃的な革命が起こりました! なんと“エア・ギター”で本物のエレキ・ギターの音を出せるという、まさに画期的なシステムが開発されたのです!
このシステム“The Virtual Air Guitar project”を開発したのは、フィンランドのコンピューターサイエンス学科の学生たちで、ヴァーチャル楽器の開発を講義として受けた後、真っ先に開発しようと浮んだのが“エア・ギター”だったとのこと。
“The Virtual Air Guitar project”は、ビデオカメラ、コンピュター、スピーカー・セットから成るもので、なんでもエア・ギター奏者の手の動きをコンピューターで解析して音を出す仕組みらしく、奏者が派手な手袋をつけて演奏することにより、より手の動きが捉えやすくなり、細かなテクニックの違いも検知出来るようになるそうです(写真は学生が発表したイメージ写真)。また本物と同じで、ラウドな演奏をすればラウドな音が出るなど、奏者の演奏スタイルによって奏でられる音も変わるとのこと。
このシステムの登場で、“ギターを弾く真似”から“見えないギターを弾いて演奏する”ことも可能となった“エア・ギター”。次は
“妄想DJ=エア・スクラッチ”にもチャンレジして欲しいものですね!