70年代後半から80年代にかけて活躍したメキシコの覆面レスラー、ミル・マスカラスの入場テーマ曲であり、最近ではトヨタ自動車「ノア」のCMにも起用された「スカイ・ハイ」。あまりにも有名なこの名曲を産み出したバンド、ジグソーの作品が紙ジャケット化されることになりました。

　日本では「スカイ・ハイ」ばかり取り上げられている印象がなきにしもあらずですが、ハーモニーを効かせたまろやかなメロディは、ソフト・ロック・ファンの間では評価を受けています。このたびリリースされるのは、デス・ダイヤー（vo,ds）とクライヴ・スコット（key）のソングライティング・チームが確立された時期に当たる、『青春の詩』『愛の想い出』『スカイ・ハイ』『恋のマジック』の4作。いずれもボーナス・トラックが収録される予定です（詳細未定）。

　発売はビクターエンタテインメントより2006年1月21日の予定。同日には、こちらは紙ジャケではありませんが、新たなベスト・アルバム（タイトル未定）も発売されることになっています。

＜ジグソー紙ジャケット 4タイトル＞
※タイトルの（　）内は原題
『青春の詩（Broken Hearted）』（73年／VICP-63302 税込\2,520）
『愛の想い出（I've Seen The Film, I've Read The Book）』（74年／VICP-63303 税込\2,520）
『スカイ・ハイ（Sky High）』（写真・75年／VICP-63304 税込\2,520）
『恋のマジック（Pieces Of Magic）』（77年／VICP-63305 税込\2,520）

●ジグソー『ベスト（仮）』（VICP-63301 税込\2,520）
収録曲未定

【2006年9月21日追記】
内容の一部に誤りがありましたので、訂正致しました。