ニュース

クラムボンのミトによる、ポスト・ジャズ・ユニット！

2006/01/25掲載（Last Update：08/03/31 17:57）

　昨年3月に発売した6thアルバム『てん、』が話題をさらったクラムボン。そのリーダーにしてベーシストのミトが中心となり、同じくクラムボンの伊藤大助（ds）、そしてナタリーワイズの斉藤哲也（p）とともに結成したフリー・フォームなポスト・ジャズ・ユニット、その名もフォッサ・マグナ（写真）が、アルバム『想像力の独立と自己の狂気に対する人権宣言Ⅰ』(英語表記は『Declaration of the Independence of the imagination and the Rights of Man to His Own MadnessⅠ』／MTCJ-3028 \2,625(税込))を2月22日に発表します！

　はじまりは、竹中直人監督の映画『サヨナラCOLOR』のサウンドトラックを録音するために3人で行なったジャズ・セッション。その絶妙なアンサンブルにミトが感激し、2005年6月にあらためてレコーディングしたのが本作です。わずか3日間で収録されたという37曲から厳選収録された12曲はこちら。

●『想像力の独立と自己の狂気に対する人権宣言Ⅰ』
(MTCJ-3028 \2,625(税込))
01. Megamouth
02. Down stroke bop
03. E-17
04. 70's violence movie revival partⅠ
05. Robert plays on the beach
06. Tuesday's shock style
07. Propaganda jazz
08. 11th count one, two, three, fxxx
09. You better to get the RAMONES soul
10. My PC's folt
11. 70's violence movie revival partⅡ
12. Iran(Invitation of our irony)

“ラモーンズのノリでフリー・フォームなジャズを演奏する”というミトの構想のもと、打ち合わせなしに瞬発力とテンションで展開される彼らの即興演奏には、パンクやニューウェイヴにも通じる焦燥感や初期衝動がいっぱい。J-POPフィールドのアーティストである自分たち3人がフリー・ジャズ的なアプローチに挑戦し、その熱量とピリピリした緊張感を閉じ込めたかったとか。この先も、打ち込みを使用したイルミン・シュミット（カン）とのコラボレーション、さらに歌モノ（！）作品、というリリースを控えているミト。まずはその新境地を披露するソロ・プロジェクト第1弾をぜひお楽しみに。

最新ニュース