2006/01/26掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
クイーンの『オペラ座の夜』と言えば、説明不要の大傑作。昨年にはDVD付きの
『〜30周年アニヴァーサリー・エディション』(写真)がリリースされましたが、今度は制作過程を追ったドキュメンタリーDVDが登場します。
これはさまざまなロックの名盤のドキュメンタリーを制作し、好評を博している『クラシック・アルバムス』シリーズの一環。メンバーをはじめ、関係者の証言を中心に構成されており、今回も
ロイ・トーマス・ベイカー(プロデューサー)によるあのコーラス・サウンドの分析・解説、
ブライアン・メイによる「ボヘミアン・ラプソディ」のギター・ソロ再現や「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」の弾き語り、
ロジャー・テイラーは「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」のドラミングを再現するなど、興味深い映像が満載です。
さらには、当時のライヴ映像や、来日時に行なわれた着物の女性たちとの“ティー・パーティ”の様子なども収録。このアルバムから影響を受けたミュージシャンとして、
ジョー・ペリー(
エアロスミス)、
イアン・ハンター(元
モット・ザ・フープル)、
ヌーノ・ベッテンコート(元
エクストリーム)などのインタビューもあります。
世紀の名作は聴くだけでももちろん素晴らしいものですが、その裏側を知れば違う楽しみ方があるかもしれません。ファンであればチェックして損はないでしょう。この
『クラシック・アルバムス/オペラ座の夜』(VABG-1198 税込\4,935)、発売は3月22日の予定です。なお、クイーン+
ポール・ロジャースは、昨秋の来日公演を収めたDVD
『スーパーライヴ・イン・ジャパン』を3月29日に
リリースします。こちらもお忘れなく。
●『クラシック・アルバムス/オペラ座の夜』
画面サイズ:16:9
音声仕様:Dolby Digital Stereo
字幕:日本語
収録時間:約100分(予定)