1981年に発表された、ブライアン・イーノとトーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンによるコラボレーション・アルバム『ブッシュ・オブ・ゴースツ（原題：My Life in the Bush of Ghosts）』(写真)が発売から25周年を迎えたことを記念して、新たにボーナス・トラックを追加したリマスター盤として復刻されます！

　本作は、サンプラーがまだない時代に、悪魔払いのラジオ放送や、牧師のラジオ説教、コーランの祈りなどをテープのカットアップによってサンプリングし、アフリカ的なリズムにアラブ音楽の要素をコラージュしてみせた、まさに画期的な発想による作品。同時期に制作されたトーキング・ヘッズの『リメイン・イン・ライト』などと並び、のちのワールド・ミュージック・ブームも予見するかのような内容は、今でも根強い人気を持っています。

　今回の復刻では、アルバム・セッション時にレコーディングされていたという7曲の未発表曲が追加収録される予定で、またジャケット・アートワークも新たなものが採用される予定とのこと。発売は米国にて3月28日に予定されています。