高橋陽一 2006/03/23掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
サッカーが大好きで「ボールは友達」とまで言う主人公・大空翼の成長を描いた、人気コミック『キャプテン翼』。その人気コミックの劇場版4作品が完全DVD化決定! 2作品ずつ収録したDVD2タイトルが同時発売されます!
劇場版4作品は、いずれも“南葛SC編”から“南葛中編”までの時期を舞台としつつ、翼たち全日本選抜チームが外国チームと対決するオリジナル・ストーリー。1985年7月に公開された第1弾『ヨーロッパ大決戦』ではシュナイダーやピエールが原作に先だって登場し、さらに1986年公開の第4弾『世界大決戦 Jr.ワールドカップ』では、原作者が物語を書き下ろした南米選抜が登場するなど、劇場版ならではの仕掛けが用意されていました。
今回発売されるのは、その4作品を2作品ずつ収録したDVD2タイトルで、2作品ともに映像特典に劇場予告(予定)を、封入特典にポストカード(ポスターデザイン)2枚をそれぞれ付属。発売は2タイトルとも東映ビデオより6月21日に予定されています。
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『キャプテン翼 THE MOVIE VOL.1』(DSZS-07038 \4,725(税込)・写真)
≪『キャプテン翼 ヨーロッパ大決戦』≫
・公開:1985年7月13日
日向小次郎、若島津 健、立花兄弟といった、大空翼のライバルたちが全日本少年選抜としてチームを組み、初めての海外遠征。対戦チームは、ヨーロッパ選抜。先制点をあげるものの、個人技に偏った全日本は、皇帝と呼ばれるシュナイダーを中心にまとまったヨーロッパ選抜に苦戦。あきらめムードが漂った後半、翼の「ボールはどこでも同じ」という言葉をきっかけに、全日本は翼&岬のゴールデンコンビ+日向&沢田+松山&小田のトリプルコンビを中心に反撃にうつる。
≪『キャプテン翼 危うし!全日本Jr.』≫
・公開:1985年12月21日
前回不覚の敗戦を喫したヨーロッパ選抜が雪辱を期して日本にやってきた。だが迎え撃つ全日本選抜は、岬が行方不明、三杉は心臓病で出場時間が限られ、日向は飛騨山中奥深く入り込み、若林は資格問題で出場が認められず、大半の主力選手を欠いた状態だった。さらに試合中も、シュナイダーの強力なシュートで、GK若島津、森崎が連続負傷。絶体絶命のピンチの中、新技イーグルショットを携え日向がフィールドに帰ってきた!
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『キャプテン翼 THE MOVIE VOL.2』(DSZS-07039 \4,725(税込))
≪『キャプテン翼 明日に向って走れ!』≫
・公開:1986年3月15日
翼たち南葛中と日向たち東邦学園の同時優勝という劇的な幕切れとなった全国中学校サッカー大会終了後、来るヨーロッパ選抜との三度目の対決のため、全日本選抜チームの強化合宿が行なわれることになった。西ドイツ留学中の若林も合流し、紅白試合に汗を流す翼たち。その時、ヨーロッパにいるはずの岬が遂に帰ってきた!
≪『キャプテン翼 世界大決戦!! Jr.ワールドカップ』≫
・公開:1986年7月12日
対ヨーロッパJr.V3を目指し合宿中の全日本Jr.。だがアメリカからの提案で事態は一転、アメリカJr.、南米Jr.も参加して世界一を競うことになった。夢にまでみたJr.ワールドカップ、決勝に進出したのは日本Jr.と南米Jr.。そこには、ロベルトの愛弟子というサンターナという選手がいた。サッカーサイボーグの異名をもち、ブラジルサッカー界最高の選手といわれるサンターナと翼との対決の行方は!?