ザ・ビートルズ 2006/04/12掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
『ザ・ビートルズ '65 BOX(Capitol Albums Vol.2)』(写真)の
国内発売も決まった
ザ・ビートルズですが、英国の一般紙『Daily Telegraph』が報じたところによると、またも新しい作品が登場する模様です。これはApple Corpsのニール・アスピノールが同紙に語ったもので、アクロバティックな舞台で日本でも人気の劇団、シルク・ド・ソレイユの新作に合わせたものになるとのこと。そのシルク・ド・ソレイユの舞台ではビートルズの曲が使用されることになっており、演目自体も楽曲からインスパイアされたものになるようです。
気になるビートルズの“新作”についてアスピノールは、「リミックスとリマスターを施したもの、そして完全な新曲が舞台では使われる。それらが収められたアルバムを舞台に先行してリリースするだろう」と語っています。
ポール・マッカートニーと
リンゴ・スターも舞台の制作に関わっているようですが、ステージには登場しないとのこと。そして、音楽の監修は
ジョージ・マーティンが担当しています。
この舞台は、
ジョージ・ハリスンが亡くなる2年ほど前に、シルクの創立者であるギー・ラリベルテと友人関係になったことがきっかけ。これまで舞台での楽曲使用を拒否してきたAppleも、好条件を提示されたことにより許可を出した模様です。現在、200時間にも及ぶビートルズの未発表アーカイヴをチェックしているとのことですので、どのような作品が提示されるのか、楽しみに待ちましょう。なお、シルクのこの舞台は夏ごろに米ラスヴェガスで開演される予定となっています。