ポール・ギルバート 2006/06/01掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
レーサーXや
MR.BIGで活躍したギタリスト、
ポール・ギルバートがインストゥルメンタル・アルバムを発表します。タイトルは『ゲット・アウト・オブ・マイ・ヤード』。
意外なことに、彼にとってインスト・アルバムは初の試み。これまでのソロ・アルバム(写真は2002年の
『バーニング・オルガン』)はいずれも
ザ・ビートルズからの影響を強く感じさせる、ポップ・ロックとも言うべき作風でした。もともとはテクニカル系のギタリストとして注目を浴びただけに、インストという方向性を喜ぶファンも多いことでしょう。なんでも、今年はポールがギターを始めて30周年なんだとか。ポールは「だからヴォーカル・マイクをしまってギター・ミュージックという芸術に専念する。それがお祝いだ!」とコメントしています。
内容に関しては、ほとんどがヘヴィ・ロックながら、アコースティックもあればハイドンの交響曲をギターで再現したナンバーもあるという、ギタリストとしての彼の魅力が満載になっている様子。さらに、各曲のタイトルが繋がっており、結果的に自身の音楽とギター・スタイルを基にしたコンセプト・アルバムになったとのことです。
国内盤(IECP-10061 税込\2,625)の発売は7月26日の予定。思う存分弾きまくっていることを期待しましょう!
●『ゲット・アウト・オブ・マイ・ヤード』収録曲
01. Get Out of My Yard
02. Hury Up
03. I Mean It
04. Or You Will Go Flying
05. Straight Through That Telephone Pole
06. And When You Wake Up
07. The Only Cure For Your Spinning Head
08. Will Be a Road Trip
09. To
10. The Great City of Los Angeles
11. Where You Will See a Doctor
12. Who Will Examine Your Head
13. And
14. With the Confidence That Comes From From Experience
15. Tell You on No Uncertain Terms
16. To Give Some Respect to the Geezers
17. You Kids!