8月にSUMMER SONIC 06で来日するメタリカの諸作品が、デジタル・リマスターとして再発されることになりました。デビュー作『キル・エム・オール』から現時点での最新作『セイント・アンガー』まで、全10タイトルが発売となります。

　これだけのビッグ・ネームにもかかわらず、彼らの作品がリマスター化されるのは初めて。2003年の紙ジャケット化の際も音源は変わりませんでした。初期の作品はさすがに時代を感じさせる音質だけに（“それが良い！”というこだわりの声もありそうですが……）、今回のリマスターでどのように甦るのか、ベースの音がほとんど聴こえない『メタル・ジャスティス』は果たして改善されているのか、マニアはご注目を。発売はユニバーサル ミュージックより、全作品8月2日の予定。なお、『S＆M〜シンフォニー＆メタリカ』と『ガレージ・インク』を除くスタジオ・オリジナル・アルバムは、すべてデジパック仕様となります。

＜メタリカ デジタル・リマスター＞
※表記のないものはすべて\2,200（税込）
●『キル・エム・オール』（83年／UICR-1052・デジパック仕様）
●『ライド・ザ・ライトニング』（84年／UICR-1053・デジパック仕様）
●『メタル・マスター（Master Of Puppets）』（写真・86年／UICR-1054・デジパック仕様）
●『メタル・ジャスティス（…And Justice For All）』（88年／UICR-1055・デジパック仕様）
●『メタリカ』（91年／UICR-1056・デジパック仕様）
●『LOAD』（96年／UICR-1057・デジパック仕様）
●『RELOAD』（97年／UICR-1058・デジパック仕様）
●『セイント・アンガー』（2003年／UICR-1059・デジパック仕様）
●『ガレージ・インク』（98年／UICR-1060〜1 税込\3,500）
●『S＆M〜シンフォニー＆メタリカ』（99年／UICR-1062〜3 税込\3,500）