80年代のヘヴィ・メタル・ブーム当時、大きな人気を博したポイズンの諸作品が、リマスター及びボーナス・トラックを追加した仕様で再発されることになりました。再登場するのは、『Look What The Cat Dragged In（邦題：ポイズン・ダメージ）』（86年）、『Open Up And Say…Ahh!（初めての***AHH！）』（写真・88年）、『Flesh & Blood（フレッシュ＆ブラッド〜今夜ケモノのように）』（90年）の3作品。デビュー20周年を記念した、“20th Anniversary Edition”と銘打ってのリリースです。発売は、米国で8月1日、欧州では7月31日の予定。現時点で国内盤の情報は判明していません。

　80年代当時は大きな人気を博したものの、その後は“ヘア・メタル”の代表として何かと批判されることの多かった彼らですが、4月に海外で発売されたベスト・アルバム『The Best Of Poison: 20 Years Of Rock』（5月にはDVD付属版も登場）は、なんと米ビルボード・チャート初登場17位というヒットを記録しています。懐かしのPVを放送する音楽専門局“VH1 Classic”の影響もあり、当時を懐かしく思うファンが増えている様子。日本にもそのような方は多いかと思われますので、今回の再発もチェックしてみては？

＜POISON 20th Anniversary Edition＞
●『Look What The Cat Dragged In』
01. 〜10. オリジナルと同一
＜ボーナス・トラック＞
11. I Want Action (7inch Single Remix)
12. I Won't Forget You (7inch Single Remix)
13. Don't Mess Around With Jim

●『Open Up And Say…Ahh!』
01. 〜10. オリジナルと同一
＜ボーナス・トラック＞
11. Living For The Minute ※88年当時の日本盤CDには収録済み
12. Band Interview

●『Flesh & Blood』
01. 〜14. オリジナルと同一
＜ボーナス・トラック＞
15. Something To Believe In (Acoustic Version)
16. God Save The Queen (Instrumental Demo) ※Previously Unreleased