7月に復活作『ブラザーズ・キーパー』をリリースしたドイツのメロディアス・ハード・ロック・バンド、フェア・ウォーニングの初期2作が、10月の来日を記念して再発されることになりました。発売となるのは92年のデビュー作『フェア・ウォーニング』（写真／WPCR-12487 税込\1,850）と、95年に発表され、日本でゴールド・ディスクを獲得した2nd『RAINMAKER』（WPCR-12488　税込\1,850)。いずれもリマスターを施し、詳細は不明ながらボーナス・トラックも追加されることになっています。発売は両タイトルともに9月27日の予定。

　いずれも日本では大ヒットを記録したものの、バンドの解散と前後して廃盤状態に。欧州でもこの2作は復活に合わせて再発されており、再評価の機運が高まりつつあるようです。究極のメロディアス・ハード・ロック・アルバムである1st、メロディの質を落とすことなく音楽性の幅を広げた2ndと、ともに聴き応えのある作品ですので、今回の再結成で彼らを知ったファンはこの機会にどうぞ。