トロイ・J.ハートビス 2006/08/28掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
カナダでスクラップ業を営む
トロイ・J.ハートビスは、山中で凶暴なクマ=グリズリーと遭遇するも、襲われることなく無傷で帰還する。なぜグリズリーは自分を襲わなかったのか? その答えを導き出すため再遭遇を決意したトロイは、自身が開発した“対熊パワードスーツ”を着用して同じグリズリーとの再接近に臨む。そんなトロイの姿を追ったドキュメンタリー
『プロジェクト・グリズリー』がDVD作品(ALBCD-1673S \3,990(税込)・写真)としてアルバトロスより9月2日に発売されます。
主人公のトロイは、映画
『ロボコップ』をモチーフに“防熊パワードスーツ”を開発。完璧な耐久性を求め、数十mもの崖から落下したり、猛スピードで突っ込んでくるトラックに吹っ飛ばされたりする実験を繰り返し、延べ7年の月日と150万ドルを投じてついに完成させる・・・・・・のだが、その半端ではない重量と、トロイ自身の「閉所恐怖症」で、その動きは生まれたての馬や牛よりも遅い始末。本作では、そんな至って真剣なのに、どこか“おバカ”な感じ漂うトロイの姿を追っています。
なお主人公トロイは、この作品のおかげでカルト的な人気を獲得、あの人気アニメ『ザ・シンプソンズ』にもトロイの行動をパロディにしたエピソードが登場したこともあるそうです。