ブラインド・メロンがフロント・マン、シャノン・フーンの没後11年目の今年、新ヴォーカリストを迎えて活動を再開するとのニュースが公表されました。また、4月に発売されるもギタリストのロジャース・スティーヴンスによって、秋に収録曲を追加し、リイシューして再リリースすると宣言されていたシャノン・フーンの死の10日前に行なわれたコンサートの模様を収録したライヴ盤『Live at the Palace』も10月17日(US)に改めて発売されます。ロジャースの筆による詳細なライナーノーツとパール・ジャムやプライマル・スクリーム、オーディオスレイヴなどの写真で知られるカメラマン、ダニー・クリンチによる未公開写真も掲載されるようです。

　ブラインド・メロンはアクセル・ローズ（ガンズ・アンド・ローゼズ）に見出され、パール・ジャムのリック・パラシャーがプロデュースした『Blind Melon』(写真)で1991年にデビュー。95年にフロント・マン、シャノン・フーンがUSツアー中に急逝してしまったことで活動を停止していましたが、アメリカのインディ・バンドRain Fur RentのヴォーカリストTravis Warrenを迎えて活動再開するとのこと。新メンバーでの音源やライヴなどの予定はまだ公表されていません。

　ロジャースは今回の活動再開について「シャノンが脱いだ靴にぴったりのヴォーカリストを期待することはアンフェア。シャノンを失った傷が完璧に回復しているかはわからないけれども、少なくとも前に進むだけは回復している」と彼らのweb掲示板でコメントしています。　また、ニュージーランドのレーベルからリリースされるトリビュート盤もトラックリスト＆参加バンドが掲載され、近日中にはリリース日が公開されるなどの動きもあるようです。