2006/10/27掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
この8月に新宿ピット・インで
坂田明をゲストに行なったライヴや、京都メトロでの恐山vs
秋田昌美 a.k.a.
MERZBOWでの壮絶なライヴにおいて、相変わらずの天才ギタリストぶりと日本語の上達ぶりをファンに印象づけた
ジム・オルーク。そんな彼の新ユニット、
恐山のデビュー・アルバム
『みみどこですか』(MTCJ-3041 \2,700(税込))が、12月20日にリリースされます。
ソニック・ユース脱退後、“偉大な先生”と敬愛する坂田明とのセッション・アルバム
『およばれ tetrodotoxin』、
『かなしい ExpLosion』(写真)のリリースや彼が敬愛するという
足立正生監督の新作映画『幽閉者(テロリスト)』への出演など、縦横無尽に活躍を続けるジム・オルークですが、この新ユニット“恐山”について自ら長い間の夢がやっとかなった、とコメントしています。旧友だというダーリン・グレイ(b)、“ドラム発電機”との
異名を持つクリス・コルサノ(ds)の2人のメンバーは、ジムの頭の中で鳴り続けている音楽を形にするために必要不可欠でパーフェクトな相棒だとか。
また、このアルバムは現在海外発売の予定はなく、日本でのみの発売となっているとのこと。ジムの頭の中への招待状、とも言えるこの1枚、ぜひお手元に。