フランク・ザッパ 2006/11/13掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
日本国内でもかつてVHSで入手可能だった故
フランク・ザッパのライヴ映像集『Dub Room Special』(写真)が2007年1月24日に待望の
日本盤DVD(VABG-1225 \4,935(税込))として発売されることが決定しました。こちら2005年10月にアメリカでDVD化されていましたが、リージョン・フリーのソフトでなかったため、日本国内仕様のプレイヤーでは再生できず多くのファンが頭を悩まされたアイテム。
気になるその収録内容を。1974年に
ジョージ・デューク(キーボード)、
チェスター・トンプソン(ドラム)、ナポレオン・マーフィー・ブラック(木管)、ルース・アンダーウッド(マリンバ)、そしてフランク・ザッパによる
『One Size Fits All』発表時のメンバーによるTVショー向けのスタジオ・ライヴと1981年のハロウィーンにニューヨークで行なわれたライヴ・パフォーマンスをバラバラにし、クレイ・アニメーションが挿入、編集スタジオでのザッパたちがおしゃべりする(!)シーンがつなぎに使われており、ひとつの映像作品となっています。
「Stevie's Spanking」で髪を切られてしまうザッパ門下生時代の
スティーヴ・ヴァイの若々しさと神々しさが同居した不思議な存在感とすでに完成されていたギター・スタイルに目を奪われるもよし、ザッパの代表曲ヒット・メドレーとして楽しむもよし、日本語字幕でやんちゃでかつシニカルなザッパたちのおしゃべりを楽しむもよし、みどころ満載の作品です。