今年初頭に発表された、ザ・テレヴィジョン・パーソナリティーズの復活作『マイ・ダーク・プレイシズ（My Dark Places）』(写真)で、一時世捨て人となっていた英カルト・ヒーロー、ダン・トレーシーが見事復活！　動きだした“伝説”は早くも次回作を完成させたそうで、2007年2月にリリースされます。

　約11年ぶりとなった復活作に続く本作は『Are We Nearly There Yet』と題されており、昨年夏ニューヨークにてレコーディング。その後の英インディ・ギター・シーンに多大な影響を及ぼしたカルト・バンドとして知られる彼らが、なんとピーター・ガブリエル、エミネムに敬意を表した楽曲（「The Peter Gabriel Song」「The Eminem Song」）を披露しているそうで、アルバムには全13曲を収録。新たに移籍したOverground Recordsからの発表となり、米国にて2月20日に発売が予定されています。

　今までの沈黙はなんだったの？と言いたくなる精力的な動きですが、センスも才能も十分持ち合わせているバンドなだけに、インディ・ギター・サウンドを愛する方なら本作もぜひ！