2006/12/20掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ジャーニーがシンガーの交替を正式に発表。98年に加入し、
『アライヴァル』(写真・2000年)以降の作品で歌ってきたスティーヴ・オウジェリーに代わるのは、
ジェフ・スコット・ソートです。ジェフは今年夏から行なわれた北米ツアーの際、喉の病気で同行できなくなったオウジェリーの代役としてバンドに参加。そのまま正式加入という形になりました。オウジェリーは「チャンスをくれたバンド、そしてファンに感謝する」といった旨のコメントを寄せており、友好的な交替であることを窺わせています。
ジェフはこれまでに
イングヴェイ・マルムスティーンや
タリスマンで活動。ヘヴィ・メタル・シーンで名を馳せたとはいえ、常にメロディを大切にするサウンドを志向し、ソウルのカヴァーも歌いこなせる幅広い技量を持ったシンガーです。ギタリストの
ニール・ショーンとは
ソウル・サーカスというプロジェクトでも活動をともにしています。全盛期のシンガーだった
スティーヴ・ペリーよりもスティーヴ・ペリーらしい、と好評だったオウジェリーの離脱は非常に残念ですが、彼とジャーニーの今後に期待しましょう。