KULARA 2007/08/10掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
90年代、EBULLITION recs.らの登場で激しくもエモーショナルな音楽性が拡散しつつあったハードコアのシーン。ここ日本もまた例外ではありませんでした。
envy、SWIPE、SAWPIT、NEXT STYLE、
NINE DAYS WONDERなどこれまでになかった音楽性を持つ多数のバンドが誕生し、現在につながる道を拓きます。
その中でも、複雑なリズムと曲展開、アトモスフェリックな音作り、リリシズム溢れる歌詞で異彩を放っていたのが
KULARA。現在はhununhum、
AS MEIASといったバンドでそれぞれ活躍している彼らですが、このたびKULARAとして残した作品を一度に聴くことができる
ディスコグラフィCD(DDCT-3400〜1 \2,800(税込))のリリースが決定! 9月26日に発売されます。
KULARAの作品は装丁の美しさもあってか、現在高値で取引されてしまっているものばかり。以前、envyやANANDA、ISCARIOTEなどのリリースで知られるフランスのMolaire Industries(現在はWaiting For An Angel recs.)より『5 pieces songs』『A Naked Landscape』の2作品をカップリングしたディスコグラフィCD(写真)がリリースされていましたが、そちらも同じような状況となっており、再発を待っていた方も多いのでは。しかも、今回は上記2作品に加え、『97 Fallen Leaves』と『98 In Summer』2本のカセットテープ作品、さらに未発表曲が2曲も収録されているということで、これはもう、堪りません! 早すぎた彼らの世界をぜひご体験ください。