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北欧激メタルの祖、アット・ザ・ゲイツが復活

アット・ザ・ゲイツ   2007/10/19掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 90年代に隆盛を誇った北欧メロディック・デス・メタル・シーンにおいて、伝説の存在とされるアット・ザ・ゲイツが再結成、2008年夏にフェスティヴァル出演を含むいくつかのライヴを行なうと発表しました。現時点で判明している日程は、7月4日から6日に開催されるフィンランドのRuisrock、7月31日から8月2日のドイツはWacken Open Air、そして8月15日から17日の英国はBloodstockとなっています。メンバーは、トーマス・リンドバーグ(vo/ディスフィアザ・クラウンロックアップなど)、アンダース・ビョーラー(g/現ザ・ホーンテッド)、マーティン・ラーソン(g)、ヨナス・ビョーラー(b/現ザ・ホーンテッド)、エイドリアン・アーランドソン(ds/クレイドル・オブ・フィルスなど)の5人です。

 アット・ザ・ゲイツは90年に結成。95年に発表した4thアルバム『スローター・オブ・ザ・ソウル』(写真)が高い評価を獲得し、その人気を決定的なものとしました。が、その後のツアー中にメンバー間の関係が悪化、結局96年に解散してしまいます。『スローター〜』はその後も名盤として語り継がれ、北欧や日本のみならず米国のアンダーグラウンド・シーンにも浸透。現在活躍する多くの若手バンドに多大なる影響を与えました。

 90年代の伝説のバンドといえば、英国のカーカスがやはり再結成を発表したばかり。しかもアット・ザ・ゲイツとカーカスは、ともにWacken Open Airに出演することになっています。メロデスを逸早く評価した日本のファンにとっては、感慨深いものがあるのではないでしょうか。来日の可能性も気になるところです。なお、アンダースとヨナスのビョーラー兄弟が率いるザ・ホーンテッドは、2008年1月にダーク・トランキュリティとともに日本公演を行なうことになっています。
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