ミーシャ・ブルガーゴーズマン 2008/03/13掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
ドイツ・グラモフォンより注目のソプラノ歌手がデビューを飾ります。その名は、
ミーシャ・ブルガーゴーズマン。デビュー・アルバムは『サプライズ』(写真)というタイトルで、
日本盤(UCCG-1393 税込2,500円)は4月23日発売予定です。カナダ生まれの彼女、まず驚くのがそのルックス。鼻にはピアス、髪型はアフロ、そのうえ黒人とあり、まるでソウルやファンクのシンガーを想わせる風貌をしています。さらにこの『サプライズ』というアルバムが、デビュー作でキャバレー・ソング集というのも異例。もちろん実力も高く評価されており、深みがあって力強い歌声を聴かせてくれます。なんでも、キャラクターも“パンチがきいている”とのことで、クラシック界のニュー・ヒロインとなるか、注目です。
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『サプライズ』収録曲
01. キャバレー・ソング〜サプライズ!/アクター/ソング・オブ・ブラック・マックス/アモール/歯磨きの時間/トータル・ストレンジャー・イン・ザ・ガーデン/ジョージ (ボルコム)
02. キャバレー・ソング (ブレットル・リーダー)〜ギゲルレッテ/それぞれに取り分を/警告/ガラテーア/夢遊病者/単純素朴な歌/分をわきまえた愛人/「アルカディアの鏡」からのアリア (シェーンベルク/デーヴィン編)
03. エンパイア劇場のプリマドンナ (サティ)
04. 優しく (サティ)
05. 乗合バス (サティ)
06. 伊達男 (ダフェネオ) (サティ)
07. ジュ・トゥ・ヴ (サティ)
<演奏>
ミーシャ・ブルガーゴーズマン(s)
デイヴィッド・ロバートソン指揮、BBC交響楽団
ウィリアム・ボルコム(p)
録音:2007年5月、ロンドン