ウルトラヴォックスやヴィサージでの活躍を経て、現在はソロ・アーティストとして活躍しているミッジ・ユーロ（Midge Ure）。久々のスタジオ録音作となるニュー・アルバム『Ten』（写真）が、ついにリリース決定！　新作は自身のお気に入り楽曲を取り上げたカヴァー集となります。

　近年はライヴ・アルバムなどがあったものの、ソロ名義でのスタジオ・アルバムは『Little Orphans』（2001年）以来、約7年ぶり。アルバム・タイトルにもあるように全10曲のカヴァー・ソングが収められており、フリートウッド・マックの「Man of the World」、カーペンターズの「Goodbye To Love」、バッドフィンガーの「Day After Day」、スモール・フェイセスの「My Mind's Eye」、シン・リジィの「A Song For While I'm Away」、クイーンの「Nevermore」、デヴィッド・ボウイの「lady stardust」など、往年の名曲をミッジ・ユーロ流にカヴァーしています。リリースはUK盤が9月29日に、ヨーロッパ盤が10月10日にそれぞれ予定。彼の公式サイト内では一部楽曲の試聴も行なえますので、どんな仕上がりなのか気になる方は訪れてみては？

　なお、ミッジ・ユーロ関連のニュースとして、新作と同時期に、彼が在籍していた時期のウルトラヴォックスの人気作2タイトルがボーナス・ディスクを追加したリマスター盤として再発されます。こちらもお忘れなく！