安藤裕子、
東京スカパラダイスオーケストラ、
MISIAをはじめ、多くのアーティストへの楽曲提供やアレンジ、プロデュースを手掛けるサウンド・クリエイター、
宮川弾が2006年10月に“宮川弾アンサンブル”名義で発表した
『pied-piper』に続く、ソロ・プロジェクト第2弾アルバム
『ニューロマンサー』(CTCR−14596 税込2,854円)を2009年1月28日に発表します。
ゲスト・ヴォーカルを大幅にフィーチャーした前作から一転、今作では数曲を除き彼自らがテンダーで深みのある歌声を披露、ソロ指向をぐっと強めた作品に仕上がっています。
“1983年にあった宝物を探しに行く”というテーマのもとに制作された今作。完成したアルバムについて宮川弾は以下のようなコメントを残しています。
1983年はぼくにとって特別な年である。
ホール・アンド・オーツの『フロムAトゥワン』が発売され個人的なサマー・オブ・ラブが始まった。
ぺらぺらで軽薄な躁状態。
季節は1986年のウィリアム・ギブスンの「neuromancer」発売まで続き、その間ぼくは「アメリカントップ40」と「オレたちひょうきん族」に夢中だった。
「今」に不満があるわけではない。でも、ぼくはあの頃のように土曜日が楽しみだろうか?
じゃあ、なにを忘れてきたというのか。
さあ、ぼくは1986年から音楽をやり直すことにしたのだ。
「新しい語りべ」となるべく。
宮川弾 バブル前夜の80年代初頭から中旬にかけて日本列島を覆っていた、ポップでキラキラとしたムードを全編から漂わせる今作。ワケもなく胸躍っていた“あの頃”を覚えているオーバー30はもちろん、80‘sブームにどっぷりハマってるアンダー20まで、幅広いリスナーにオススメしたい高水準のポップ・アルバムです。