アメリカン・ロックの礎を築いたとされる
バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)でドラマーとして活躍したデューイ・マーチン(Dewey Martin)が1月31日に他界していたと、海外メディアで報道されています。死因は不明。68歳でした。
デューイ・マーチンことWalter Milton Dwayne Midkiffは、カナダ生まれ。セッション・プレイヤーとしての活躍を経て、66年に
ニール・ヤングや
スティーヴン・スティルスらとともにバッファロー・スプリングフィールドを結成。アルバム3枚、活動はわずか2年という短命に終わったにもかかわらず、革命的なバンドとして今も高い評価を得ています。
バンド解散後には、自身のバンド、メディシン・ボール(Medicine Ball)を率いてのソロ・アルバム『Dewey Martin's Medicine Ball』を発表。その後、音楽業界から離れ、自動車修理工として働いていた時期もあったようですが、近年には
ブルース・パーマーを中心にした新星バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield Revisited)にも参加していました。心よりご冥福をお祈りします。(写真はバッファロー・スプリングフィールドの
『アゲイン』)