ディープ・パープルでの活躍で知られるシンガーの
イアン・ギラン(Ian Gillan)が最新ソロ・アルバムを発表! 2006年に活動40周年を記念したセルフ・リメイク集のリリースはありましたが、オリジナル曲で構成された新作の発表は
『ドリームキャッチャー(Dreamcatcher)』(97年)以来、約12年ぶりのことです。
新作のタイトルは
『One Eye to Morocco』(写真)。ベースとなるレコーディングは、ロジャー・グローヴァーの母親が亡くなったため、ディープ・パープルのワールド・ツアーが中断した2008年春に行なわれたそうで、アルバムにはギランのソロ活動を長年にわたりサポートしてきたスティーヴ・モリス(Steve Morris/G/
ハートランド)との共作曲を中心とした全12曲が収録されます。
どうやらトラッドやカントリーの味わいを加えた前作の路線をより強化した作風らしく、ギランは“ロックのリズム・セクションを回避した”ともコメントしています。発売はヨーロッパ盤が3月6日に、米国盤が3月31日にそれぞれ予定。ヨーロッパ盤には限定仕様のデジパック盤もあるようです。
●
『One Eye to Morocco』1. One Eye To Morocco (Gillan/Morris)
2. No Lotion For That (Gillan/Morris)
3. Don't Stop (Gillan/Appleby)
4. Change My Ways (Gillan)
5. Girl Goes To Show (Gillan/Morris)
6. Better Days (Jackson)
7. Deal With It (Gillan/Morris)
8. Ultimate Groove (Jackson)
9. Sky Is Falling (Gillan/Morris)
10. Texas State Of Mind (Jackson)
11. It Would Be Nice (Gillan/Morris)
12. Always The Traveller (Gillan/Morris)