79年に開催された伝説的イベントのDRIVE TO 80's、99年のDRIVE TO 2000に続く、三度目のDRIVEシリーズとなるイベント、DRIVE TO 2010が10月5日より30日間、開催されることが決定しました。30年にわたるライヴ・ハウス・シーンの歴史を明日へとつなげるべく、ロック・シーンをリードしてきた/している新旧ミュージシャンが東京・新宿ロフトに大結集します!
DRIVE TO 80'sは“東京ロッカーズ”のバンドから“テクノポップ”の旗手たちまで、当時の日本のパンク〜ニューウェイヴ・シーン最前衛が総結集したイベント。輸入文化として主にレコード盤を通じて触れるものだったロックを、ライヴ・ハウスという空間で直接的に体感できるものに変えた、日本のライヴ・ハウス・カルチャーを確立する画期的な試みとして、今も伝説となっています。
そのイベントから30年、また120以上のバンドが競演したDRIVE TO 2000から10年となる今回のイベント。インディーズの興隆、バンド・ブーム、クラブ・カルチャーの勃興、オルタナティヴ・シーンの国際化など、変化と発展を続けすっかり定着したかに見えるロック文化について、あらためてその原点に立ち還り、現在に至る多様な流れを再認識しつつ、未来へ向けて新たな歩みを進めるパワーを生み出そうという思いのこもったものになりました。
既成のスタイルや概念にとらわれることのない独自性と自由な発想を持った、本来の意味でのインディペンデントなミュージシャンが集結することによって、パンク・ニューウェイヴに始まった日本のロック文化のひとつの大きな流れを示したいという思いのもと集結したミュージシャンは、超豪華。
大友良英、
吉田達也、
中原昌也、
鈴木慶一、
非常階段、
The 原爆オナニーズ、
遠藤ミチロウ、
ZAZEN BOYS、
三上寛、
勝井祐二、
ケラ、
POLYSICS、
大槻ケンヂ、
三上寛、
頭脳警察、
戸川純、
S-KEN、
リザード、
ヨルズ・イン・ザ・スカイ、
アーバンギャルドなど、ベテランから長年オルタナティヴ・シーンを支え続けてきた中堅、そして今もっとも尖った音を出す最前衛の若手まで、新旧ジャンルを横断する多数のアーティストが集結します。
30日間という長期にわたる日程によって、現在のロック・シーンの多様性を十分に反映させるとともに、サブ・ステージをフルに活用して、音楽以外のジャンルとクロスオーバーした企画やトーク・ショーなども行なう予定とのこと。ロックの持つ力をライヴの現場から次代に繋げるこのイベント、すべてのロック・ファン、音楽ファンに参加をオススメします!